ざ...
ざぶいぃぃ(寒い).....
LOSER営業中のカウンター内の私の足元。
暖房が入っている暖かな店内。
私の足元だけが北の国。。。
どうやら裏口の方からやって来る冷気のせい(+_+)
動いているときはまだいいのですが、お客様とお話しているときなどは、足が冷えることで体まで寒くなる。
これはいかんと、足に貼るカイロを試してみたけど、お肌がデリケート?な私は、貼ったところが痒くなって駄目でした。
それじゃあ、足元に暖房器具は?
いやいや、狭い場所なので邪魔になる。
.....どうしよかな?
そんなことを考えていたとき、お客様が、
“下駄”
のことを話して下さいました。
着物を着たり下駄を履くことは、背筋が伸びて姿勢も良くなる。
鼻緒を挟むことで、足に力が入り体にも良いらしい。
腰が痛くなるのも、姿勢が悪いせいもある。
そして、暖房に頼ってばかりで寒さにめっきり弱くなっているであろう体を、あえての“下駄”で鍛えてやろうと考えたのです。
老舗の履物屋さんを紹介していただき、さっそく行って来ました。
名古屋市西区の円頓寺商店街。
高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅のすぐ近くにあって、いまだ昭和の香りを色濃く残す商店街に懐かしさを感じながら、
履物店 「野田仙」
さんに着いた。
創業明治26年という看板に目をうばわれていると、奥からお母さんが出て来られた。
「下駄欲しいのですが。」
という私に、
「足の甲が高いね。」
と、いきなりスニーカー越しにもかかわらず、私の足の特徴をズバリっ!!
店内には、風情ある下駄や雪駄が並ぶ。
下駄本体と鼻緒を選んで作ってくれると聞いていたので、いろいろと見せていただくことにした。
龍や唐獅子が彫られたものや、竹の皮をはり付けたものなどなど、どれもイカしたのばかり◎
その中で私の目に止まったのは、なにやら綺麗な木目の入ったものでした。
「それは、桜の木の皮を張ってあるんだよ。」
と、お母さん。
自然が作り出す美しい模様の桜の木の皮。それを職人が磨き上げたそう。
ヤバいすね。
惚れました☆☆☆
本体が決まり、次は鼻緒。
鼻緒もいろいろあって、こちらも奥が深い。
私は普段着に合わせたくて、てんとう虫の柄をチョイス♪
そして、ここからはいよいよ職人のお父さんの登場です。
"すげる"。下駄本体に鼻緒を縛り付けること。
お父さんがすげた下駄は、痛くならない、ゆるまない、ジャストフィット♪
四代目に受け継がれる伝統のわざに魅せられ、全国からお客様が訪れるそうです。
お父さんがすげている間、火鉢にあたりながら、お母さんの自家製お菓子と温かい紅茶と、お母さんの下駄トーク。
めちゃくちゃあったかい。
心があったまる(*^_^*)
お母さん、話す。。。
お父さん、すげる。。。
私、あったまる。。。
紅茶をいただき終わった頃合い、
「出来たよ。ちょっと履いてみて。」
出来た〜っ!!
(撮影は、softenにて)
いい感じ〜♪
ジャストフィ〜ット!!
鼻緒が、足に気持ち良くフィット。
(下駄裏部)
ここんとこの縛りかたがポイントだそうです。
お父さん、お母さん、下駄とあったか幸せな時間をありがとう☆
LOSERに帰って下駄を履き、思い返した。
お母さんが話してくれた、後継者が少なくなってお父さんのような職人さんの技術が失われていく現実。
日本の文化や伝統、職人さんのわざ。
合理化や大量生産、便利になりすぎた現代社会が見失ってしまっている大切なもの。
少し立ち止まって、見直さなくては...
私は、
“ゲタリスト”
としてLOSERに立ち、考えてみたいと思います。
そして、寒さに負けない強い子に(この時期、さすがに足袋ソックスは履くけどね)なれるかな〜?
"GETA LIFE"
始まる。。。